Life 360 は、iOS/iPhone でも Androidスマートフォン用でもリリースされている位置情報共有アプリです。
シリコンバレーで誕生した企業が 2008年にリリースしたサービスで、日本国内では Yahoo Japan との提携でも知られています。Apple が Air Tag を発表した際に話題になった、 落とし物 GPSトラッカーのTile をご存じの方は、Tile を傘下にもつ企業と言った方が、どんな会社がどんな規模で提供するサービスなのかイメージが付きやすいかもしれません。
Life 360 には下記のような無料プランと有料プランがあり、基本的な機能は無料プランですべて使えます。
今回は、その Life 360をパラグライダーの XC フライトの回収に使えないかと試してみました。
Life 360 は XCフライトの回収にとっても良さそうだ
まず、使い方と何ができるかをざっくり説明すると、XC フライトをするパイロット、回収班の車のドライバーとも、スマートフォンに Life 360 をインストールして、それぞれ位置共有の設定をすると、お互いの位置がリアルタイムで把握できます。
つまり、回収班の車のドライバーは、XCフライトをするパイロットの位置情報を確認しながら回収のための車を走らせることができ、パイロット側は回収車がいまどこにいてあとどれくらいで回収してくれそうかを把握することができストレスのない XC回収が可能になります。
具体的にはこんな感じでそれぞれの現在位置がわかります。
こちらの画像では、2人間(2台のスマートフォン)での現在地情報ですが、もちろん、複数人のグループでの位置情報共有が可能です。
過去には、老若男女が使っているメッセンジャーアプリ「LINE」の運営元が 「LINE Here」という名称でサービスを提供しており XCフライトをするパラグライダーのパイロットの間では愛用されていたように思いますが、こちらは 2017年12月15日にサービスが終了となってしまいました。そして、代替に 「あなただけの世界を地図にするソーシャルアプリ」がコンセプトの「Zenly」を使っていたこともありますが、こちらも公式 Twitter アカウントがサービス終了をほのめかすなど、混迷を極めています。
SPOT や Garmin Inreach そして Fymster Tracker 等、ライブトラッキングできる専用デバイス&Webサービスはもはや余多あります。これらをはもちろん素晴らしいし、使えば高い精度で個人のトラッキングが可能で、もちろん回収もできます。Livetrack24 も個々個人のトラッキングなら無料でよし。が、やりたいことは複数のパイロットが集まり、「誰もが持っているデバイス」で、その場でややこしいアカウント作成やログインや登録等無しに位置共有をでき、一元的な画面でフライトの管理をできるだけ安価にできること。
ということで、Life 360。
結論を先に書くと、今回試しに触ってみたところ、Life 360 は、パラグライダーの XC フライト回収にあたって欲しい位置情報アプリの機能要件に対し全ての要件を完璧に満たすという訳ではないものの、高いレベルで要件を満たしてくれているように感じました。
特に、管理者が「サークル」という概念で位置情報を共有するグループを作成し、参加者は招待コードを入力するだけでサークルに参加できグループ内メンバーとの位置情報共有が開始されるところは、通常の仲間内グループのプライベートでの XC フライトでも、XCイベントでも非常にスムースに位置情報を共有できそうで良いです。「Zenly」では位置情報の共有相手の電話番号で登録をするか ID 検索で登録するかの選択で、いまいちすんなり共有を始められない煩わしさがありましたが、こちらは管理者がサークルを作って招待コードを教えたり張り出しておけば、参加者には勝手に招待コードを自部のアプリに入力してサークルに参加すれば OKです。
また、参加者は「サークルから抜ける」ボタンを押すだけで、そのグループのメンバーとの位置情報共有がオフにでき、これもこの種のアプリの悩ましい問題であるプライバシー保護の観点では有用に感じます。
そして、この用途での利用なら無料プランで十分使えそうです。
まだ確認したいポイントはありますが、今のところLife 360 はパラグライダーの XC フライトの回収に良さそうです。気になるところは、「電力消費」と「30-40人の規模で共有して問題なく動作するか?」という点くらい。
以下で、使い方を記載していきます。
皆さんにも使ってもらい、他にもっと良いアプリやツールがあるか等含めて機能や使い方を議論させていただけると助かります。
と、ある程度の人数でのテスト運用にご協力いただける方を緩募。
Life 360 をインストールしてアカウント作成
まずは、Google Play もしくは Apple App Store で Life 360のアプリをダウンロード。アカウント作成をします。
(以下の画面キャプチャは Android 版アプリの画面ですが、iOS版でも基本的に同じです。)
電話番号は、データ通信専用 SIM の電話番号でも登録をすることができました。Zenly は音声通話も可能な SIMでないとアカウント作成ができませんでしたが、格安のデータ通信専用 SIMでも大丈夫という点では良いかと思います。
ここで入力したメールアドレスは、そのままログインIDになります。登録してみた限りでは、有料プランの登録通知等のメールが来る他、パスワード等を忘れた時の再設定の通知に使うものの、アカウント作成時に二段階認証のコードが送られてくる等の仕組みではないので、これらの通知が不要で、この種のアプリの運営会社にメールアドレスを知られたくない方は、捨てメアドでも大丈夫なように思います。
この後、パスワードの登録をすると、下記の「サークル」の紹介画面が表示されます。
「サークル」は、上に書いた通り位置情報を共有するグループです。「継続」をタップしましょう。
次のステップがポイント!
もし、誰かが既に作成している位置情報共有グループ = サークルに参加する場合は、その方に招待コードを聞いてこの画面で入力をして「送信」ボタンをタップしてください。これで、そのサークルに参加してそれぞれの位置情報共有が可能になります。
Life 360 では、このアカウント作成時でも、作成後に新たなサークルに参加する場合でも、サークルの管理者が招待コードを教える → 参加者が招待コードを入力するというプロセスで相手との位置情報共有が可能です。
位置情報共有をする相手との登録が若干ややこしい Zenly と異なり、この点は非常に使いやすいです。一方で、1:1 で位置情報共有をする相手を選べる Zenly と異なり、原則としてサークルに参加するメンバー全員との共有となるため、ここは好みがわかれるところかとは思います。
自分がサークルを作成し管理者となる場合は、「新しいサークルを作成する」をタップしてください。サークル名やサークルの中での役割を登録する画面となり、進めていくと新しいサークルを作成することができます。
この後は、一旦、誰かが既に作成しているサークルに参加する場合で登録を進めます。
招待コードを入力すると、既存でサークルに参加しているメンバーが表示されます。「参加」をタップしてください。
次は、位置情報共有アプリに必ずあるスマートフォンの設定。下記の画面で、いずれも「有効」をタップしないと Life 360 が使えないので、「有効」をタップ。
そして、位置情報アプリに必ずあるスマホの位置情報アクセスの設定許可。位置情報の共有の「有効」をタップするとこのポップアップが表示されます。
正直に言って、常にアプリが自分のスマートフォンの位置情報にアクセスすることに抵抗を感じますが、「常に許可」にしないと、結局使えずあとで設定をし直す羽目になるので、諦めて「常に許可」をタップ。
使える設定となりました。
この他、下記の設定があったような気がしますが、サクッと設定をしてくださいませ。
- 写真を追加
- 面倒ならスキップも可能
- よく行く場所登録
- 地図や住所から指定するとチェックインすることが可能になる
- 自宅とか職場等の登録メニューがあるけど、面倒ならこれもスキップ可能
- バックグラウンドで動作させるか
- これは許可しないと Life 360 自体が使えないので許可
Life 360 をパラグライダーの XC フライト回収を想定して使ってみる
さてさて、インストールと設定が完了したら実際にどんな感じか試してみましょう。まずは、無料プランでできる機能から。(以下は、iOS/iPhone 版アプリでの利用になりますが、基本的に Andoroid 版アプリでも同様でした)
こちらは、Life 360 の「位置情報」機能の画面です。(下メニューのアイコンで機能の切替が可能。パラグライダーでは「位置情報」機能の画面しか使わないように思います。以下は、全て「位置情報」機能の画面と理解をお願いします。)
GV Test というサークルを N(Negishi) が作成して、S(Shiko)がそのサークルに参加しテイクオフにいるところ。
こちらは、飛んでいるところ。
Life 360 は家族の安否把握と管理を志向したアプリで、自動車の衝突検知やドライブ履歴の表示等の機能があります。この機能の一環として、サークルに参加しているメンバーが高速移動をはじめると自動車に乗っていると判断しそのそのアカウントには車のマークが表示されます。
あくまでも「スマートフォンの位置情報が高速移動していることをアプリ側で検知すると」というアルゴリズムで、電車にのっていても車マークが表示されます。パラグライダーでのフライトでも、飛びだすとこのように車マークが無事表示されました。これで飛んでいることがわかる。
更に、飛んでいる「S」のマークをタップすると速度が表示されます。これなら、高確率で飛んでいるか降りたかを判別できそうです。
ちなみに、今回「S」のスマートフォンは、協力をしてくれたパイロットがハーネスのサイドポケットにしまっている状態で利用しています。それでも GPS トラッキングができました。
また、この日はどん曇りでサーマルは期待できず、センタリングやリッジソアリングの際にどのような表示になるかは確認することができませんでした。
パイロットである「S」のマークをタップして選択している状態で、下部のメニューにある「経路を表示」ををタップすると、Apple Maps を利用するか、Google Maps を聞かれます。当然、Google Maps を選択したところ無事に Google Maps の経路ナビゲーションに遷移。うん、良い感じ。
回収班のドライバーにとっては、パイロットの位置把握からナビゲーションまで一気通貫的に操作できて便利です。
どうでもよいけど、正式名称が「Apple Map」と「Google Map」でないことを今回初めてしりました….複数形だったのね。
無料プランでもサークルを作るのも、参加するのも、抜けるのも簡単
まだまだ無料プランでできちゃいます。
アカウント作成時以降、新たなサークルを作成するには、上部の現在参加しているサークル名が書かれたリストダウンウィンドウをタップ。
メニューが表示されるので、「サークルを・・・」をタップし、入力画面で名前を入力して保存すると新たなサークルを作成することができます。
*一覧表示されているサークルに「Life 360 プレミアムプラン」とあり有料プランになっていますが、サークルの作成自体は無料プランでできます。
作成したサークルに参加者を招待したい場合、メニューの右上の人間のアイコンをタップすると、6桁の招待コードが表示されるので、コードを参加者に伝えます。
参加者側は、メニューを表示して「参加する」をタップすると、入力画面が表示されるので、コードを入力して「送信」をタップすると参加可能。うん、スムースです。
複数のサークルに参加することができ、この場合、表示されているサークル名を選択してタップするとそのサークルの画面切り替わり参加しているメンバーの位置情報が表示されます。また、現在表示されているサークルは右側にチェックがつきます。
サークルから抜けたい場合は、抜けたいサークルの画面を表示して、画面右上の歯車ボタンをタップすると、別のメニューが表示されます。メニューから「サークルの管理」をタップ。
表示されたメニューから「サークルを抜ける」をタップ。これだけで、サークルに参加しているメンバーからは自分の位置情報が把握されなくなります。
個人的にはフライトと回収終了後にこれだけでなく、スマートフォンの設定から Life 360 が位置情報にアクセスすること自体をできなくしたいと思いますし、皆様にもこれを推奨いたしますが、まあ、とりあえず位置情報共有を Off にするのは極めてスムースです。
この歯車マークのメニューからは、様々な操作が可能ですが、長くなるので説明は割愛します。「バブル」という、サークルに参加しながら一時的に位置情報共有を Off にする機能もあるようです。パラグライダーでは、あまり使わないかな?
サークル参加メンバーの人数上限と作成サークル数の上限
Life 360 のサポートページを見る限り、システム的な要件としては 1サークルに 99人まで登録可能となっているようですが、 実運用としては 10人以下の参加者に限定することを強く推奨しているようです。それ以上のメンバー数だと、うまく動かなそうです。
XC イベント等だともう少し参加人数のキャパシティが欲しい気がしますが、あくまでも 1サークルの参加人数なので、イベント参加者を複数のサークルに振り分けてサークルを切り替えてみれば問題なしですかね。
ただ、無料プラン、有料プランとも作成できるサークル数の制限に関する記載は見つけられず、このような運用が可能なのかはまだわかりません。(とりあえず、6つのサークルまではつくってみましたができました。それ以上は面倒でやめました。なので、とりあえず6サークル x 10人で 60人までは OKですかね。これでちゃんと動けば、まあ、人数的には十分ではあります。)
有料のプレミアムプランでできること
有料プランは、Life 360 アプリの下メニューの「メンバーシップ」のアイコンをクリックすると、申込み画面が表示されます。¥450/月 か ¥4,500/年の支払い。「無料で試す」で試してみたところ、課金はアカウント単位でなく、サークル単位でされます。複数サークルをプレミアム登録するとそれだけお金がかかりそうです。と、有料プランにしたサークルは課金したアカウントがそのサークルを抜けても参加者がいる限り有料プランのサークルとして維持され、参加者がゼロになるとそっくりそのまま消えてしまい契約期間中でも使えなくなりそうです。
プレミアムプランでできることの詳細は Life 360 公式HP の Plans&Price のページ を参照してもらうとして、パラグライダーの XC フライトで使える機能があるかどうかでいえば下記の 2点かと思います。
- ドライブレポートの機能を、パイロットのフライト軌跡の把握に活用する
- バッテリーモニタリングの機能で、パイロットのスマートフォンのバッテリー容量管理に活用して、万が一の場合は別の位置把握の方法を事前に模索して伝える
無料プランばかりでサーバ等の運用コストがかさみ、またサービス中止になるのも嫌なので、皆様、是非プレミアムプランをご利用くださいませ(棒
パラグライダーの XC フライト回収で利用する位置情報共有アプリに欲しい機能要件
改めて、パラグライダーの XC フライトの回収に関して、パイロットと回収班のドライバーとして複数のパイロットを回収するそれぞれの立場で欲しい機能要件を考えてみました。そして、今回 Life 360 を触ってみた所感は以下のとおりです。Life 360 は、全てではないもののおおよ欲しい機能要件を満たすような気がします。
【パイロットが欲しい機能要件と Life 360 を触ってみた所感】
- アカウント作成やログイン、また位置情報の共有が楽にかつ安価にできる
- 上に書いた通りで割と楽に位置情報の溶融ができ、無料プランで使いたいほとんどの機能が使えます。
- フライトと回収が終了し位置情報を把握されたくなくなった時に簡単に共有をオフにできる
- サークルからぬければ OK。
- 消費電力がなるべく少ない
- 言うまでもなく重要なポイント。今回はきっちり確認できずです。パイロット側のスマートフォンは割と長い間使っていましたが、極端にバッテリー残量が減ったということはなかったような気はします。
【回収班のドライバーが欲しい機能要件と Life 360 を触ってみた所感】
- パイロットの現在位置の情報表示
- 問題なくできます。精度まではきっちり確認できませんでした。
- パイロット移動速度の情報表示
- できます。これも、精度まではきっちり確認できませんでしたけど。
- パイロットの高度の情報表示
- できません。まあ、この種のアプリに高度を求めるのは無理。内部にせよ外部デバイスとの連携にせよ、気圧センサーがない限り精度もよくないし諦めるべし。
- Google Map 等ナビゲーションをしてくれるスマートフォンのアプリとの連動
- 連動して一気通貫のナビゲーションが可能。住所等の位置情報をいちいちコピペして Google Map に設定する等はかったるくてやっていられないので便利です。
- そもそも、Life 360 の地図自体が Google Maps の地図を選択でき、慣れている場所ならこの地図のみで位置を判断してパイロットの現在までいけるし、パイロットのフライト中から車で追いかける場合はフライトルートを予測して Life 360 の地図をみながら近寄っていきます。
- 強いて言うと、フライト軌跡が見れるとより良い
- 有料プランならドライブの軌跡の機能をつかうことで、1か月の軌跡が確認できます。が、使ってみたところ高速移動してアプリが「車の移動」と判断した場合(車マークが表示された場合)のみ履歴が残るので、フライト中に位置が停滞し車ではないと判断されると履歴が途切れます。
雑談&追記
日本経済新聞によると、Zenly のサービス終了については、親会社で写真共有サービスの Snapchat を運営する Snap Inc. が『売上高成長率が計画よりも低いため、事業の見直しを進め、ゼンリーを含む複数サービスについて「終了に向けた作業を始めた」という。20%の人員を削減することも発表した。』ということのようです。
うーん、Snapchat は顔写真のフィルターで若者に超人気のイメージだし Zenly もつい最近 TV CM を流していた気がするのですが、シリコンバレーと Webサービスの世界の栄枯盛衰…じゃないな、「売上高成長率が計画よりも低い」ですよね。直近の見通しは厳しいし、パレート最適的な目的でユーザ数が好調でもレイオフですかね。
ロイター通信「米スナップ、第2四半期売上高予想に届かず ユーザー数は好調」
ワタクシとっくにそんなヒリヒリする世界から降りて、めっきり小さな世界で余生をすごさせていただいておりドキドキしますが、未だ会社と仕事をヒリヒリさせたい思いはあったりなかったり….話がそれました。
ちなみに、親会社である Snap 自身も Zenly のようなサービスを 2017年に立ち上げています。今回、使えないものかとさわってみましたが、アバターを作らなければならなかったり、なんかオジサンにはつらいサービスでした。大元の顔写真フィルターもね。。。
と、もう一つここで取り上げた SportsTrackLive.com は元々がライブトラッキング用のサービスで、今回使えないかと触ってみました。ライブトラッキング中に、近くで SportsTrackLive を利用して同じカテゴリのトラックをしている他人のユーザアカウント(なのか、フォローしあっているアカウント同士?)を自分のアカウントの地図画面上で見ることができ、速度と高度も表示されます。
かつ、有料アカウントだとグルーピングもできるようなのですが、他人のライブトラッキングを見ると自分のアカウントの位アイコンは消えてしまったり、地図アプリのナビゲーションとの連携がなかったり、期待の有料アカウントのグルーピング機能の使い方がイマイチ理解できず…今のところ Life 360 がよいかなという感じです。(サポートがフランス人の CTO と Discord で直接やり取りする驚きの方式で、ちょっと問合せしてみたいような気もしていますがまた後日。)
こんな感じ。他人のライブトラッキングを表示すると、自分の位置情報が消えてしまうのでわかりずらいのですが、こちらは shko_negishi が Shiko450 のトラッキングを表示しているところ。3人以上で同時にライブトラッキングをした場合にどうなるか、まだ試せていません。こちらも、後日試してみたいと思います。
ほんと、何がよいんですしょうね、XC回収用のスマホアプリ。自分で作れちゃえば一番なんだけど。衛星利用の専用デバイス&ライブトラッキング Web サービスとも API 経由で連携して、複数のサービスの複数のアカウントを一元表示できるサービスがあったら、一番使いやすいですよね。求むオープンなサービス、と経済的に継続できるオープン戦略。